4才にして子供を孕ませる?? 
陰玉仙人

わしは4才にして、大人の読むエロ本を読んでおった。
大人の本じゃけど漢字にはルビがふってあったので、
幼少にして国語の能力は異常に発達しておった。

国語ばかりではないぞ。
その方面の知識も頭がクラクラするほどにつめこんでおった。
ガキ大将にして正義の味方。
であるとともにエッチのかたまりであった。

その頃、今思うとわしは、とんでもない遊びをしておった。
近所の4、5才になる3人の女の子を家の納屋に集め、
スッポンポンにし、梁から吊り下げたブランコに女の子たちと
抱き合いながらブラブラさせて遊んでおったんじゃ。
わしももちろん素っ裸じゃ。
ときには、麦藁のストローを割れ目ちゃんに差しこんで、
チュッチュッ吸っておったりした。
(真似しないように。大人がこんなことすると犯罪になるけんな)
幼女ではあるが香しい匂いがしたぞ。

その中にミッちゃんという子がおった。
ワシの一番お気に入りの子じゃ。
わしは、ミッちゃんと何度も何度も合体した。
4、5才の子供どうしがやることじゃ。
可愛いいもんじゃろうが。
わしは、興奮しながらも、こんなことしているとミッちゃんに子供ができてしまう、
ミッちゃんに子供ができたらどうしたらええんじゃと、
少し心配しながらも、性の誘惑には勝てんかった。

わしらは、毎日毎日、こんなことをして楽しんでおったが、
このことが、ほかの悪ガキ共の知ることとなり、
わしのもてるのが口惜しいのか親に告げ口してしまったんじゃ。
それで、わしらの甘い甘い秘密の遊びは、ジ・エンドとなってしもうた。
それから、何故だか超まじめ少年になってしもうた。

やがてわしらは村の小学校に入学した。
ミッちゃんは、わしとそんな関係があったことなどまるで忘れたように、
毎日毎日、元気に登校しておった。
わしは、数年前のわしの行為が、今更ながら罪深いもののように思え、
来る日も来る日も懺悔の毎日であった。
あの時のことで、ミッちゃんに僕の子供ができたらどうしたらええんじゃ。
わしのしたことは、本で読んだように、妊娠させる行為をしておったんじゃ。
わしは、学校でミッちゃんのおなかを、毎日毎日見ておった。
今に腹がふくれてくるんじゃなかろうか?
わしの子供をみごもっておるかも知れん。
毎日毎日が恐怖であった。
その恐怖は、中学に入る頃まで続いた。

それから何十年の月日が経った。村の小学校の同窓会が、何十年ぶりに行われた。
見たことがない小母さんがいて、誰やらわからんかったが、聞けばそれがミッちゃんだった。
わしの記憶は電流のように走って、4才に戻る。
鮮やかに、ミッちゃんとわしの痴態が脳裏によみがえってきた。
「ミッちゃん、わしと昔、肉体関係があったんぞ。憶えとるか?」
「そんな阿呆なこと言わんといてえな。お父ちゃんに知れたら怒られるがナ」
はたして、ミッちゃんは、4才の頃、わしと関係あったことを覚えとらんのじゃろか?
あの甘く幼春(?)の日々は、忘れてしもうたんじゃろうか?
わしは、それ以上、ミッちゃんに聞き出すのは止めた。
 

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